自律神経バランスを意識したい
筋トレで腰を痛めてしまい、昨日は安静にしていて記事かけませんでした。トレーニングもよいですが、体を大切にするほうが大切だと改めて感じる出来事でした。
さて、今日は最近読んだ本を紹介したいと思います。
自律神経の研究をなさっている、順天堂大学の小林弘幸先生の著書です。三行日記でも有名な先生です。
- 作者: 小林弘幸
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/04/21
- メディア: 単行本
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きっかけ
著者の小林弘幸先生の別の本を読んで、実践して調子がよくなりました。今年の3月~4月にかけてのことです。
今は調子を維持しながら、復職に向けて次の段階に進んでいるところです。
そんな中、やりたいことが増えて時間が足りないという思いが強くなってきたことから、ヒントを求めてこの本を手に取りました。
本の概要
自律神経バランスのリズムに合わせた活動をすることで、調子も良くなり、パフォーマンスも出せます、というお話が前提にあります。そのために時間管理をしてリズムにあわせましょう、という内容で、時間帯毎に気をつけるべき内容と対処が具体的に書かれています。比較的容易な内容もあって、試してみることも容易だと思いますし、効果を感じたら次のステップに進んでもよいと思います*1。
また、この本では手帳の使い方とその効用の説明に少し力が入っていると思います。
気づき
私の印象に残ったのは下記4点です。
自律神経バランスを意識することが大切
メンタル不調の治療では「リラックス」、つまり副交感神経の働きを高めるやり方を習います。この本でも副交感神経を高める工夫がいろいろ出てきて役に立つと感じました。
また一方で、「副交感神経を高めすぎるのもよくない」という主張もあって、なるほどと思います。「サザエさん症候群」の対策のお話はまさにそれで、目からウロコだと感じました。
年リズム
年間通じての注意点にも触れていてます。例えば冬に関して言うと「冬は交感神経が優位の状態で、全体のレベルが下がります。」とあります。
自分の場合は、冬が好きな季節ということもあっていろいろ始めたり取り組んだりすることが多かったのですが、これは交感神経を高めるような取り組みなので、それだけだとバランスを崩してしまいます。そういったことが疲労を貯めることに繋がるという気付きになりました。
手書きの手帳
何回か手書きで手帳を使うことの効用が述べられています。特に、ゆっくり丁寧に字を書くことの効用が印象的です。
自分も3月から手書きの手帳を使い始めていますが、丁寧に書いているととても気分が落ち着くことを実感しています。毎日時間がかかっても続けたいと思っています。
自律神経の働きの年齢による変化
自律神経のうち、男性の場合は副交感神経の働きが30歳を越えて悪くなるそうです。自分が調子を崩し始めた頃とちょうど重なるので、要因の一つになっていたのだと改めて理解しました。
まとめ
「やりたいことが増えて時間が足りないという思いが強くなった」ことに対する直接の解答はありませんでした。ですが、そう感じて焦り始め、自分の自律神経バランスのリズムを無視しようとしていることに気づきました。
だから、また3月~4月頃の思いに戻って、もう一度生活習慣と意識的に向き合おうと思いました。
*1:私の場合も、最初はゆっくり歯磨きからはじめました。その後、今7:00起きだった朝を5:00起きまで早めるまで積極的に取り組むようになりました